(牛道川上流)
3月2日 牛道川
今回も、またまた牛道です。同行者は師匠。
10時半にナントカ観音の所に到着して、イソイソと釣り準備を始めます。いや、その前に「ウンコ」したり、写真撮ったり、そしてビール飲んだりしてたから、谷へ降りようとしたのは11時です。そしたら下流50mの所に釣り人発見。
川へ着いてすぐに入渓しておれば全く問題なかったのですが、先行者を発見したからには、場所替えをします。こんな時、決して「50m先で入ればよかろう」なんて考えてはいけません。先行者の気持ちを一番に考えるのが、渓流釣りのルールなのです。可能ならば我々のように、車で退出する姿を見せてあげましょう。そうすれば先行者は、安心して釣り続けることができるのです。

それで下流に移動して入渓。
積雪量は5〜60cmくらいですが、雪は温んでて、一足ごとに20cmくらい沈む。そして10歩ごとに50cmくらい沈むし50歩ごとに1mくらい踏み抜く。歩きにくいです。渓流のツララは全く消えうせていて、ちょっとガッカリ。
ここでは小一時間ばかり竿を出して前半終了。川から上がる時には、ゆるやかな上りの雪面を200mばかり、、、温んだ雪に足をとられながら、汗だくになって必死で登りました。
私はここで、アマゴを1匹釣った。

その後上流に移動して昼食。
鍋に谷水と利尻昆布を入れて沸かして、豆腐・白菜・タラ・小ホタテと順次入れて、私の作った特製そばつゆで頂く。〆にはきしめん。非常に美味です。これでアルコール類も含めて、一人頭600円弱。コストパフォーマンスの優れた昼食でした。

後半には、その昼食会場から谷までの30mの急斜面を、ズズズーッと滑り降りた。気持ち良いし楽です。
雪は下流よりもっとあって、でも歩き難いのは変わらなく、いや、それ以上に、大岩と大岩の間の雪面を踏み抜くと、体がスッポリと雪ん中にはまってしまい、おおじょうコキました。
竿を畳んだのは4時半でした。
師匠はここで、イワナを1匹釣った。

今日はカンジキが必要でしたね。

(九頭竜上流の風景)
3月9日 九頭竜上流
今回も、またまた氷撮りです。
先週の牛道で、もうあそこに氷は無い事が解っていたので、今日は九頭竜です。ここは私のとこから車で10分の距離で、白鳥にはほとんど雪がないという状態にもかかわらず、ここにはビックラするくらいの雪があります。先週に牛道の1,5倍くらいあって、場所によっては1m以上積もってるところもありました。ただし氷の状態は貧相で、陽光に照らされてポタポタと滴をたらしていてほのかな春を感じさせてくれました。

現地に着いてウェーダー履いて、竿とカンジキを持って、斜面を滑り降りて一人川面に立つ。古い足跡の痕跡すら全く見あたらないので餌釣りさんでも立ち入らないようです。でもこの日は風も無く、日の当たる所ではとても温かいので、早々にビールをプシュリとやってロッドをセットしてニンフを結ぶ。とりあえず手前の淵にニンフを振り込もうとして岩に座ったまま竿をあおったら、ラインがビール缶をなぎ倒して中身が半分以上流れ出てしまった。悔しい・・・。
当然そこで魚は出ず、その淵を巻くためにカンジキ履いて(この淵だけは川通しできない)、それからまたカンジキ脱いで竿振ったり写真撮ったりしました。
その後も魚の反応も無く(当然か)それなりにシャッターは切ったけれども手ごたえは無く、最後にまたカンジキ履いて急斜面をよじ登って川を後にしました。

ただ、一つ困った事が出来しまして、この日ローアングルファインダーを落としてしまったようです。帰宅後すぐ気づいて、川に戻ってカンジキ履いて右往左往したのですが見つかりませんでした。
以下、そのローアングルファインダーによる遺作です(戻る時にはブラウザの「戻る」をクリックしてください)。
共通データ:ペンタックスK100D 18〜55ズーム シャッタースピード1/30秒 九頭竜に沈んだ?6840円のローアングルファインダー

氷撮りは今回で終わり。
次回からは普通の釣り人に戻るつもりです。

3月16日 那比川 ボーズ。雪代増水で釣れる気がせん。同行の船長はミミズで2匹でした。

3月30日 和良
実は先週の23日に、ひとり和良・鹿倉川をうろうろしておったのですが、湿った風の吹く肌寒い曇り日で、もちろんハッチも無くボウズに終わったのでした。

本日は師匠とで、再度和良を訪れる。しかし、やはり湿った風の吹く肌寒い曇り日であり、釣れる気は全くしません。
とりあえず土京へ行って竿を出したけれど、やっぱり釣れません。1時間で前半は終了。
その後オンボ谷へ行って昼食。ケーチャンでビールを頂くも寒い。吐く息も白いし・・・。湯豆腐に熱燗が良かったかも知れませんが、いまさら言っても遅いのです。
そして谷へ降りて竿を振る。一応ここでは、仔アマゴが相手をしてくれました。釣り始めてすぐに雨が降ってきて、魚の活性が上がるかもと小さな期待はしたけれども決してそんな事は無く、ただただアルコールを消化する為に、二人で寒い渓流を歩きながら仔アマゴと戯れたのでした。